UNEXTにて。
3時間越えの尺に挑むというチョモランマ登頂にも似た決死の覚悟が必要でしたが、なんとか観終えたのでした。
関東大震災後のイデオロギーの混沌とした時代の日本において、プロレタリアートの解放を「夢見る」アナーキー集団?ギロチン社と大衆芸能としての「女大相撲」の邂逅を描いております。
「3時間越えでこのような映像コンテンツを発信する現代的意味が不明」、これにつきますね。
演技が決定的に下手で有名な東出君が舞台演劇調に声を張り上げますが、ちょっと失笑買いませんかね。
素人同士の女相撲の取り組みを丁寧に映す必要がありますかね?
ま、尺の長さに比例して色々と疑問の多い作品でした。
労働者解放なのか、朝鮮人差別問題なのか、女性の社会進出なのかもう少しターゲットを絞り込めなかったのでしょうかね。
お薦めはいたしません。