TAKmovieman

花戦さのTAKmoviemanのネタバレレビュー・内容・結末

花戦さ(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

花にはそれぞれの良さがある。
色にもそれぞれの良さがある。
猿🐒にもそれぞれ良さがある。

池坊専好という一介の僧侶の、華道で秀吉に挑む物語。
失った仲間を花で思う萬斎の姿はカッコ良かった。みんな同じ花である必要はない。
名脇役の豪華さも凄いし、そこに負けない能楽師野村萬斎さんの表情の演技。
秀吉の豪華さに対して利休はわび、池坊は花、、。
赤と金と黒。
1番なんてない。それぞれが引き立てる。
それぞれがそれぞれに秀逸。
それを気付かせる専好の計らいは素晴らしい。死ななくてよかったw
花のある生活はいいものだと思わされる。
民衆が生ける姿が演技とはいえ、生き生きしていた、、、。