焼きぷりん

サイレンスの焼きぷりんのレビュー・感想・評価

サイレンス(2016年製作の映画)
3.5
髄膜炎で声と音を失った女性作家のもとに、仮面の殺人鬼の魔の手が迫る。

聴覚。聞こえないというハンディが映画に緊張感を与える。主人公は全く気付いていなくても、観てる側は殺人鬼が何しているのか分かるというのがポイント。

殺人鬼。失血させてから、じわじわ殺したいとか言うヤバい奴。仮面から素顔を見せるまでは早すぎかなあ。あと合理的じゃない行動がそこそこあるので気になる。

演出。ホラーとしてはなかなか。ありがちなジャンプスケア(大きい音×怖い画)頼みではない。聾唖という設定から、無音演出なども組み込まれていれば、もっと怖い仕上がりだったかも。

物凄くシンプルな構成だけれども、十分楽しめた。最後はちょっとスカッとする。ただ、基本1対1の展開が続くので、人によっては途中で飽きがくるかも。
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