kei

ウインド・リバーのkeiのネタバレレビュー・内容・結末

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


迫害され不毛の地に追いやられ、何世代にも渡って厳しい環境で暮らすネイティブアメリカン
その迫害は今もしょうもないヤツらによって起こっている事実
もしナタリーがあの日、彼のトレーラーを訪れなかったら?あの日、男達が帰って来なかったら?
彼と新天地を夢見てた彼女が忘れられない

極寒の寒さの中、肺が潰れて自分の血で窒息しまうまで裸足で10キロ走った彼女

彼女以外にも犠牲者がいてネイティブアメリカン女性の行方不明者数は把握出来ていない
あの日の男達のような輩が他にもいる恐ろしい事実

苦しい現実からドラッグに走るナタリー兄のような人々

男女平等やゲイや人種差別の以前に人としての問題が根強くある
kei

kei