かぼちゃん

ウインド・リバーのかぼちゃんのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.5
真っ白な雪に覆われた世界にはどす黒い闇が潜んでいた。
実話に基づいた陰鬱で重たい作品。

私自身のネイティブインディアンへの差別や迫害について知識が及ばず、この映画のメッセージをきちんと受け取れていない気がした。
この地域に暮らす人たちが抱える問題や苦悩があるのだろうけれど、その辺りを自分がいまいち分かっていない点がもどかしかった。

もう少し学んでから観返したほうが良いのかも。

映画としては息苦しくて、胸が悪くなる後味悪い系。
ラストはほんの少しだけスカッとしなくもないけど、うーん…スッキリというより苦い思いが残る作品だった。

またいつか、自分の知識が追いついた時に観たいと思う。