くまくま

ウインド・リバーのくまくまのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.7
インディアン居留地を舞台にしたクライム・サスペンスであると同時に、アメリカの現実に潜む闇 - 不平等、女性達への理不尽な状況 - が突きつけられる作品。
それぞれが持つ「正義」
自分を冷遇している社会への「不満」
大切な存在への「想い」
そして雪山に鳴り響く銃撃音。
それりが絡み合い息をのむ緊迫感の中、孤高のハンター・コリー(ジェレミー・レナー)は「復讐」、新人FBI捜査官ジェーン(エリザベス・オルセン)は「法に基づいた裁き」それぞれが信じる「正義」を求めての闘いは終着点を迎える。
「ボーダーライン」「スリー・ビルボード」の痛みがお好きな方にオススメです。
くまくま

くまくま