定期的に観たくなる深刻サスペンス。
ホークアイとワンダが殺人事件解決に挑む!(o゚Д゚ノ)ノ
……とかふざけて観るもんじゃなかったです……。
アメリカの闇に迫るクライムサスペンス。現実はさらに非常かもしれない……。
「ボーダーライン」で脚本を担当していたテイラー・シェリダンが監督ということもあってか、終始重い……。
雪と山々に囲まれた雄大な大自然を背景に物語が進んでいくのに(しかも昼間のキレイな描写が多いのに)鬱々した雰囲気を醸し出しているのが圧巻。
後半の展開はどんでん返しというわけではないのですが、予想外の展開にビクッとなりました。
特にあのトレーラーのシーンを繋げるのは見事。してやられた感じです。
胸くそもあって素直に面白かったとは言いにくいのですが、見応えのある作品でした。
「痛みから逃げるとすべてを失う」
ジェレミー演じるコリーの決心に心打たれます……。
そして衝撃のエンドロール前に明かされる真実。
結局現状は変わらない……