ウインド・リバーのTigのレビュー・感想・評価

テイラー・シェリダンの監督、脚本という事で期待とある程度の覚悟を持って観ましたが、なかなか堪える映画でした。先住民保留地というアメリカの警察が法的、物理的に機能しえない場所を舞台に起こる事件を追う中でアメリカの知られざる一面を学ぶ事が出来る良作だと思います。
実話がベースになっている事にもさして違和感がなく、ボーダーラインにも通底する重くるしくやりきれない心象を抱きました。