サカタくん

ウインド・リバーのサカタくんのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
3.2
脚本脚色演出バランス良すぎな地味サスペンス

ハンター?のおっさんが死体を見つける
地元の若くてマトモな子
警察の調査に同行する

段々明らかになっていく事実が苦くて辛い
監督脚本のテイラーシェリダンほんの数年で脚本としての名を馳せる事になって、遂には監督までキレーに務まっちゃいました
まるで小説を語るかの様な絶妙な脚本
ドラマチックな要素も入れ込んでおきながらリアリティまで醸し出すのは凄い
原住民、冬山、ハンター、警察組織等々のピースがキレイに組み合わさってできた映画めした
原住民の扱いとか一部の国の人にしか分からないような微妙なニュアンスがなんとなく伝わってきた様な気がする
主人公は少しお硬いけど人の気持ちのわかるどことなくリアルに存在しそうな普通のおっさん
大概軍人とか特殊部隊員させられるジェレミーレナーですがこの映画の主人公が1番ハマってた気がします