《ネイティブ・アメリカン女性の失踪者に関する統計調査は存在しない。失踪者の数は不明のままである》
土地を奪われた、希望を奪われ、ワイオミングの雪深いウインド・リバー・インディアン居留地に追いやられたアメリカ原住民
FWS(合衆国魚類野生生物局)の職員、コリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は雪原で少女の死体を発見
事件捜査のために、FBIが派遣したのは新人捜査官のジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)
刻々と変化していく厳しい自然と彼らが行き着く事件の真相にやりきれない思いで堪らなくなる
閉ざされた極寒の地とサスペンスが程よくマッチして見応えある骨太作品に仕上がってます
『ここには運なんてない。都会とは違う。ここでは生き残るか、諦めるしかない』
ランバートのセリフにアメリカの闇を見た