このレビューはネタバレを含みます
こんな映画、あるんだ。
次から次へと何人も登場する割に
何もクロスしない。
ただただ延々とそれぞれの11分が進む。
それがまぁ
あっちいったりこっちいったりで
ただでさえ成り立ってないストーリーが
余計にわけわからぬまま。
で
最後にやっと繋がる。
人のアクシンデントの連鎖で。
見終わったとき
????
これがラスト?
ここに持っていきたかっただけ?
と
思ったんだけど。
これって日常の縮図であり
タイミングであり運命であり
当事者か部外者か傍観者かであり
っていうのを
ひっくるめた映画なんだな、と。
人間にはそれぞれの日々があって
他人は全く干渉し合ってない日々で生きていて。
ほんの少しタイミングがズレたら
こんなことにならなかったのに!
って思うことがあって。
仕方ない、こうなる運命だったんだ
と思うしかなかったりで。
それらをひっくるめた映画だから
個々に起こった出来事なんて
意味を成さなくても
それが日常なんだな
と
じわじわと思えてきた。
見終わって11分してから(嘘)
見終わって少ししてから。
伏線張ってるようで
ただの直線が何本も描かれてただけ。
大きな出来事も
遠く遠く離れて見ると
ただの点になってしまうってことよね。