Yasuyo

イレブン・ミニッツのYasuyoのネタバレレビュー・内容・結末

イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな映画、あるんだ。

次から次へと何人も登場する割に
何もクロスしない。
ただただ延々とそれぞれの11分が進む。

それがまぁ
あっちいったりこっちいったりで
ただでさえ成り立ってないストーリーが
余計にわけわからぬまま。



最後にやっと繋がる。
人のアクシンデントの連鎖で。

見終わったとき
????
これがラスト?
ここに持っていきたかっただけ?



思ったんだけど。

これって日常の縮図であり
タイミングであり運命であり
当事者か部外者か傍観者かであり
っていうのを
ひっくるめた映画なんだな、と。

人間にはそれぞれの日々があって
他人は全く干渉し合ってない日々で生きていて。

ほんの少しタイミングがズレたら
こんなことにならなかったのに!
って思うことがあって。

仕方ない、こうなる運命だったんだ
と思うしかなかったりで。

それらをひっくるめた映画だから
個々に起こった出来事なんて
意味を成さなくても
それが日常なんだな

じわじわと思えてきた。
見終わって11分してから(嘘)
見終わって少ししてから。

伏線張ってるようで
ただの直線が何本も描かれてただけ。

大きな出来事も
遠く遠く離れて見ると
ただの点になってしまうってことよね。
Yasuyo

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