イレブン・ミニッツの作品情報・感想・評価

「イレブン・ミニッツ」に投稿された感想・評価

登場人物たちがどこでどう繋がるんだろうかと想像を膨らませながら見ました。果たして、この結末を予想できた人はいるのだろうか。いろんな意味で衝撃作、ですね。

難解に思わせといて、実際はそんなこともないのではないか。すべて意味があるように思ってしまいがちだが、11人の人生の雑音として、雰囲気を感じとればいいのかも。
だって最後は回収というより、丸投げじゃないか。

ただ11という数字には、あの事件を連想させる。それは監督の意図として間違いないでしょう。
これは面白かった。ラストに向かって行く疾走感。音楽での盛り上げ方が私好み。

【あらすじ、といえるか…】
色んな人物の視点で、ある一点に向かって行く11分間を平行したり交錯したり、行ったり来たりしながら見せる。
登場人物は、女優(の卵)の妻、その夫で嫉妬心の強い男、その女優を口説こうとホテルに呼ぶ映画監督、質屋を襲おうとする青年、出所したてのホットドック屋の男、彼氏の家が燃えて別れた女性、妊婦を搬送する救急隊員の女性、ホテルで彼氏に会う女性、その彼氏でビルの壁面修理をしている男性、不倫にクスリをするバイク便の男、橋の下で絵を描く老人。

登場人物がなんせ多くて、ちゃんと観てないと見失う。80分のうち70分は正直よくわからず退屈する。でもラスト10分で全てが繋がる爽快感。いや、爽快というのはおかしいか。

ある意味、逆転の発想じゃないかなと思う。こういうストーリー展開はなんだかありそうで観たことなかったなぁと感じた。




***ネタバレします***







ある大事故が起きるとすると、その多くの被害者にはその事故までにはそれぞれの生活や苦悩や夢や仕事があって、それをいはば逆算してまず観せることで、彼らに少なからず感情移入した後で、結末としての事故を観せてラスト。
面白いと思うんだけど、案外評価が低い。
犬目線のアングルもあり、犬も被害者なんだよってこと。

ただ、伏線みたいにモニターに黒い点が映ったり、お爺さんの絵に黒い点が落ちたり、モニターが砂嵐になったり、あと、ジャンボ機がやたら低い位置で通り過ぎるとか、鳩が部屋に飛び込むとか、象徴的な出来事がところどころで出てくるけど、それが結局何なのか。何でもないのか。象徴的な出来事があっても、それは見過ごされて行くということか。

その辺がちょっとわからなかった。
ラストのモニターの数が増えていき、事故現場の映像だけがぽっかり空いて、空の黒い点のようになるのは、やっぱりそこに意味があるからだろうなぁ。
いずれ忘れられる…
appleple

applepleの感想・評価

3.0
あと一歩!
見せ方は好きですが、あと一歩!
なかなか面白い作りの映画でした〜たかが11分、されど11分。なんて事ないようで寄れば密。
午後5時から5時11分までの話。そんなある街の11分間を11人と1匹の犬にググッと寄り、それぞれを交錯させていく、、、

個人差はあれどやや普通ではない登場人物たちの何か含んでる感や鳴ったり止んだりな不気味な音でめちゃくちゃ煽られるから終わりが近づくにつれてこっちの心拍数も上がっていく。
まずこの時点でしてやられてるんですけどwフッと差し込まれる意味深な映像や次々と増えていく登場人物、与えられた情報内でいろいろと想像する。これがクセになる感じで結構楽しかったんですよね〜

ホテルの廊下や監視カメラ、上から下からなアングルや犬視点などカメラワークも露骨に不穏を匂わせるし、なんて事ないシーンでも勝手にザワザワ、もうこのわかりやすい演出には乗っかるしかないw

まあ詰めの甘さや投げっぱなし感も無くはないけど個人的にはこういう気持ち悪い映画大好きなんでオチどうこうより考えながらの鑑賞が楽しい映画でした。
rodem

rodemの感想・評価

2.1
アイデアは良いんだけど
作品としては駄作です。
途中でタイトルの意味がわかるくらいで
それ以外はラストまで全く意味がわからす
見ていてかなりイライラしました
ラストシーンを見ても「だからなんなの?」って感じです
Teto

Tetoの感想・評価

4.0
2017-142

たまたま居合わせた無関係な人たちが、一つの出来事に巻き込まれていく。
良くも悪くも、人生ってそんなもんだよね。

黒い点。
sato

satoの感想・評価

2.3
最初から最後まで私には理解不可能。
レースのワンピの女優さん、綺麗だったなぁーという感想しかない。

このレビューはネタバレを含みます

奥田英朗の「無理」か漫☆画太郎作品のようなオチ。

群像劇といえばそれぞれの登場人物の運命が最後に交差する様な流れを期待するけども、全然交差しない。それぞれがそれぞれの暮らしをしてそれぞれが一箇所に集まった瞬間にピタゴラスイッ死が発動。

登場人物の心情や状況はすべて放置で、全員ただの舞台装置であった。

何だろうね、これは。
mai2

mai2の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんか、分かるような分からないような
だけどおもしろかった気もする
なんなんだろうなんなんだろう、と惹きつけられはする。けれどハッキリとしたことが何も説明されてないから分からないのだけれど
これは、ちょっと宗教的な意味もあったりする?
何人かが見た黒い点は、なんだったのだろう。そしてあの映像のメッセージ。
犯してしまった罪は、消せないってこと?
黒い点のように、そこについてしまったら取れない?償わなくてはならない?
ちょっとした時間の交差で混じり合う人々。一見、たまたま偶然に巻き込まれたように見えるけれど、全て起こるべくして起こされた事故。神様だか悪魔だか分からないけれど、なにか目に見えないチカラで裁かれた?モニターに映る映像のように、全ての行ないは見られてますよってこと?

そんな気もした。
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