とある高級ホテルを舞台に、そこに集う様々な人々の11分間のドラマをモザイク状にして描く複雑な群像劇。
この監督の前々作『アンナと過ごした四日間』がけっこう好きだったので今回鑑賞してみました。
率直…
このレビューはネタバレを含みます
えっ、これ…オチ弱くない…?いいの?
連鎖事故が起きるまでの群像劇なんだけど、細切れ細切れで誰が今何処にいてどいつと関係があるのか把握するのが難しい。其々に事情がありそうだけれども、詳しくは描かれな…
こういう映画を作りたい気持ちは、ものすごくよく分かる。
けど、つまみ食いするかの如くひょいっと見境なく手を出しておいて、それぞれの物語を気持ち悪い所で意味ありげにしたまま放置して、ものすごく中途半…
途中、映画の撮影シーン(橋から飛び降りる、というような)が映し出される。それが「撮影」であることは、事後的に「カット」がかかることで明かされる。なるほど、映画とは「切り取り」からなるものであり、この…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
©2015 SKOPIA FILM, ELEMENT PICTURES, HBO, ORANGE POLSKA S.A., TVP S.A., TUMULT