17:00〜17:11の出来事を複数の人物の視点から描く群像劇。
恐らく映画にある程度慣れている人間が観るべきだなと感じた作品。
パルプフィクションやスナッチなどの様なラストや展開に対して重きは置いていない
様な印象な分、ストーリーそのものに関しては特別なことはないです。
どちらかと言うと起こることの不条理さ（跳ねたインクや監視カメラ）が日常のどこかにある（テレビのノイズ画面）といった比喩を楽しむ、というかそういった姿勢がないとただの普通の群像劇になってしまうのかなと感じました。
何回か観てみるとまた印象が変わるかもしれません。
たまには集中してないと置いてかれそうな作品もいいですね笑
面白かった。
