・フランスの、いろんな人種が入り混じった落ちこぼれクラス
・生徒を信じ、生き抜くための自信を植え付けてあげたい先生
・アウシュビッツ強制収容所
映画にしたら面白い要素が詰まっている。
しかしこれ実話とは…。
作り手の想いがたくさん詰められているのだろう、この映画は淡々と進んでいく。
余白が多い。
いちいちいろいろ考えさせられる。
しかし、それがまたいい。
そこも狙いなのだろう。
当時のアウシュビッツの状況
戦時下の人々の想い
1つ1つの選択が、
「生」と「死」に直結していた事実。
人種や信仰というものがなんなのか、
どうあるべきなのか、
考え直さずにはいられない。
ここが良かった、あそこが良かった
と批評する映画ではなく、
ただ、事実を知るために観た方が良い映画です。
「学び」には人を変えていく力がある。
それを知っている先生との出会いは、
子供達にとってものすごく大きなものだっただろうね。
背景知識がそこそこないと、
もしかしたら楽しめないかもしれません。
この映画の中の生徒たちが、投げ出してしまおうとしたように笑