生徒会長をつとめた生徒は将来内閣入りが約束されるという日本一の名門高校が舞台で、野望を抱いた生徒達が政治力で争うっていうぶっとんだおはなし。
原作が面白かったから鑑賞したけど、菅田将暉さんのふりきった演技が凄いのと、その他のキャラの再現度も高くありつつ原作のサブカルっぽい雰囲気は薄れていて個人的には映画化大成功だと思う作品。
学生が政治力使って票を集めていったり、部費が賄賂になっていたり、政治の世界を学園モノに落とし込んだ発想とそれっぽい展開がとてもいい。
原作の結構な話数をいい感じに2時間にまとめ上げてるのも原作ファンとしてはかなり嬉しい展開だったけど、原作と違う展開だったが、主人公のキャラブレもなく友情物語みたいなご都合主義で終わらないラストが秀逸過ぎてびっくりした。
