帝一が生徒会長になるべく入学直後から計画的に地位を築いていく物語。
一年生の頃から自分が優位になるためにどの派閥に入るかなどを考え、周りに積極的にアピールをし、ライバルらと戦っていく。
たくさんの個性的なキャラが出てきて、それぞれの縦の関係とか横の関係が面白い。
帝一とライバル・菊馬の親同士の因縁とか、先輩・ローランドと億人の対照的な人との接し方(駒の使い方)とか、それぞれの生徒会長候補のサポート役達の存在とか、いろいろな設定が随所に生かされていてよかった。
また、メインキャラクターの中で一人だけ異質のキャラクター・弾の存在もよかった。
途中の帝一の一つ上の世代の生徒会長選と、ラストの帝一世代の生徒会長選、どっちの結果も面白かった！
ラストシーンは「意外！」となったあとに「さすが！」と思うような終わり方。
