モキュメンタリー形式で、インタビューでの答え方とかがリアリティあって良いなと思いつつ、雰囲気はいいけどまだ怖くないなぁ…と思ってたらいきなり不穏な空気に。
あとはどんどん不穏に、激しくなる感じ。
祈祷とかあの独特の世界観もいいし、怖い存在の見た目だけで怖がらせないのもいい。(グロシーンはあるけど)
不可解な行動がエスカレートしていく様が怖い。
その行動の理由をアレだと思わせといて、アレじゃないかも？と思わせ、やっぱりアレなのかと思わせ…みたいな展開も良き。
不仲な姉妹の不器用なコミュニケーションの様とかが物語をより一層盛り上げてた感じ。
前半からいろんな重要ワードが散りばめられてて、視聴者にいろんな想像をさせるんだけど、あんなラストになるとは！
後半明かされていく真実に、「そっか、はじめの方にこんなシーンあったもんね」って感心することが何度かあった！
犬もわりと重要なキーワード。
(犬と言えば、この映画見て途中で「犬鳴村」を思い浮かべた人もいるんじゃないだろうか…いないか？笑)
とにかく、前半の何気ないセリフとかも後半に生きていたり、みたいなのがいい！
「来る」とか「死国」とかの雰囲気がお好きな方にはおすすめしたい作品。
タイのお話ってこともあって、それらとはまたちょっと違うかもだけど！
あと、親や子どもとは見ない方がいい作品かも？
お股から流血やら、S●Xシーンやら、マックの真実がわかるシーンやら、気まずいシーンあり。
