mari

帝一の國のmariのレビュー・感想・評価

帝一の國(2017年製作の映画)
4.0
久しぶりの2度目の鑑賞で、少しだけ更新。

最後の最後の最後まで、
駆け抜けていて一貫していていて
おお、と声が出るタイプの痛快さ。

今どきの演者さんを集めただけの作品と
侮るとチクっと刺されるぐらいに面白い。

異質な空間での異様な人間関係だけれど
真っ直ぐ突き進む巧みな信念を
駆け足でまとめ上げていて、
採点のシーンに笑ったり、とにかく元気になる。

井の中の蛙大海を知らず、
されど、空の深さ/蒼さを知る。
諸説あったとしても、続きがある言葉の方がずっと好き。

最後の一言も鳥肌もののインパクトで
直感で駄作っぽいなと感じる作品も
敬遠したらもったいないのかも、としみじみ思った。
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