m

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜のmのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

高畑充希さんの主題歌が耳に残り観に行きました。

物語の舞台設定やテーマは魅力的だったのにそれがうまくいかされていなかったのが残念。
このテーマならもっと面白くできてお客さんも入るのに!と感じました。

キャラクターデザインや映像、キャラクターは個人的にとても好みで観ていてわくわくできました。ハーツがとくにかわいかったです。
主題歌もよかったし、主人公ココネの声優は好みが分かれると思いますが私はとても好きでした。

夢の世界と現実世界を行き来する話ですが夢の世界が魅力に欠けてるなと思いました。
ファンタジーや機械モノが好きな人には響くのかもしれませんが、現実世界の魅力的なキャラにたいしてそこまで興味がもてなかったです。
キャラの服装もうーんといった感じ。
最後の夢の世界のバトルも???といった感じで置いてけぼりになってしまいました。
車や自動車工場のデザインはかっこよくて好みでした。
自動車産業に依存している国なのでモデルは日本なのかなー?と思いますが夢の世界でももっと内輪的に楽しめる要素があってもよかったかも。

現実では日本以外の国も参戦している自動運転の話なのに一日本企業内の権力争いで丸く収まってしまったのが残念。
大きなスケールな話なのかと思ったらそうでもなかったのか、と。
悪者として描かれていたヒゲもそこまで悪くはないんじゃないか?と見終わった後に感じました。

わりと抽象的な表現で描かれている映画なのであれこれ考えたい人にはおすすめ。
もう1回ちゃんとみてきたいなと思える映画です。円盤を何回も繰り返しみていろいろ考えてみたい作品ですね。


話のテーマ、世界観、キャラクターデザイン、映像、主題歌○
キャラクター△
話の構成、作品名× で4.0ぐらいですかね。

作品名は英語版の Ancien and the Magic Tablet エイシェンと魔法のタブレット のほうが話の内容とあっていてよかったと思います。
予告編やテレビCMなどの宣伝もですが、内容とかけ離れすぎていて後悔したお客さんもたくさんいらっしゃると思います。
m

m