ヒューマンカス

淵に立つのヒューマンカスのレビュー・感想・評価

淵に立つ(2016年製作の映画)
3.8
何処が不自然な一家。普通とは何なのだろう

町工場を営む古舘寛治演じる主人の元に、浅野忠信演じる旧友が刑期を終え訪れる。働かせて欲しいとの願いを受け入れる主人公であったが…。
一件普通に思える娘と嫁との3人家族。でも最初から何処がぎこちない家族。そこに怪しげな友人が居候することで少しずつ狂っていく。いや最初から狂っているのか?家族になるという事の呪いを感じずにはいられなかった。