孤独な肉体を抱えた個々の人間が、たまたま出会い、夫婦となり親となり子となって、当たり前のような顔をして共同生活を営んでいる。
「家族とは不条理」
人の心の闇にできるだけ近づきながら、崖の淵に立っ…
『恋愛裁判』(まだみてない)の深田監督作品。よかったけど多少きびしく観ざるをえない。瀬々敬久の『友罪』みたいな、出所後の人物(浅野忠信)を描いた映画。浅野をめぐって変化する夫婦や親子の関係性は、とて…
>>続きを読む今や日本を代表する映画監督と言って差し支えないだろう深田晃司監督の代表作。実は今さらながらの初鑑賞。家庭の中に、他者が静かに入り込むことで、秩序がゆっくりと崩壊していく過程が、決して大仰で非現実でな…
>>続きを読む『歓待』の俳優が逆バージョンで、もっと内容を重くした感じ。こっちの方が好き。淡々と行われる復讐。
どんどん最悪になってくのわかってのんにゾクゾクしちゃうし目が離せない。地獄ドライブの車内のシーンとか…
怖すぎる。なんとも冷めきった雰囲気から始まる冒頭、ずっと淵に立っていた状態 (≒ いつ崩壊してもおかしくない状態) だったことが八坂の登場によって徐々に露呈していく。後半の厭すぎる会話模様の描写、…
>>続きを読む「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」っていうニーチェの言葉のままの映画なのかな?
そういう意味での「淵に立つ」なのかと個人的に解釈してしまった。
八坂(浅野忠信)が消える前後が「…
【あの男が現れるまで、私たちは家族だった】
下町で小さな金属加工工場を営みながら平穏な暮らしを送っていた夫婦(利雄・章江)とその娘(蛍)の前に、夫の昔の知人である前科者の男(八坂)が現われる。
奇…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS