インダスの大地

ピンク・フラミンゴのインダスの大地のレビュー・感想・評価

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)
1.0
(記録用)ものすごく汚くて、ありえないほど下品
人生で初めてヒト科のアナルが開閉する様をまじまじと見てしまったし、今後見ることもないでしょう。そのアスホールはぽっくりと暗く深淵のようであり、しかし向こう側からもこちらを覗いているのではないかという錯覚さえ覚えません全く。
排泄器官は修正を入れる必要がないんですね。その他にはチンやタマやマンも出てきますがうっすいモザイクがかかっていて正直ワンクッションになれればいいねくらい。
ちなみにこれっぽっちもエロい雰囲気はなく只々アホを見ている感じで、こんな事に貴重な睡眠時間を割いてしまったことがだんだんバカらしくなる。
妙にお洒落な音楽と衣装等色使いのセンスが映画の内容のアホさを際立たせている。とにかくバカバカしくって呆れる。のにだんだんディヴァインが好きになってしまう。彼の謎の魅力は恐らく役柄に対して全く躊躇しないその演技力(?)にあると思う。特にラスト。(何があったかは有名過ぎるのでもう書かない)

お気に入りシーンはディヴァイン一行がマーブル家で色々やらかす所と、マーブル氏が露出返しをされて逃げるシーン。呆れが一周回って楽しくなる瞬間。もう普通に好き………ではないと思いたい。10年後にまた観たい。

最高に『最低』なこの作品に敬意を表して★1