シネフィル母ちゃん

パリ横断のシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

パリ横断(1956年製作の映画)
5.0
おいおいおいおいっ!!!!!大傑作すぎんじゃないかよ!!!!
なんかもう本当に凄かった...凄すぎた、、めちゃめちゃ面白すぎる。
豚肉を闇市で売りさばくために、トランク両手に夜のパリを歩く2人。
犬に付きまとわれたり、バーに行って喧嘩したり、その旅路も色々と難あり。
とにかく街灯の演出や影の演出がいちいちカッコイイ。こりゃたまらん。

最初は主演2人のこと全く好きじゃなかったのに、ある事件を境に2人のことが大好きになってしまう。
特にグランジルの正体がオシャレすぎんだろ。惚れる...。

中盤までコメディだったのに後半からいきなりシリアス展開になってハラハラ止まらない。
「そっか、、これはドイツ占領下のパリの話なのか、、」って、一気に怖くなる。
そしてあのラスト。
そりゃ泣くわ。まさか2人に泣かされると思わなかったよ!!最高!
上映後、思わず拍手してしまった。

完璧な作品!!!!すごいっ!!!