このレビューはネタバレを含みます
少女
どこでも ここでない所へ
私は過去がない
私を出発させて
またスピロだった。どうやらスピロ、スピロスというのは作者の分身のようだ?
そして、繰り返される少女とおじさんというのは作者のファンタジーでしょう。
この人の作品は、自身の言いたいことと、自身のファンタジーがまじりあったもののようだ。
スピロ
家族は離散するものなのか
私は何も望まない/ただ通りかかっただけ/ずっと昔ここに住んでた
過去の旅人
この国に来て世界を変えると信じていた
何も変わらない、ただ繰り返すだけ、という絶望?