蜂の旅人の作品情報・感想・評価

『蜂の旅人』に投稿された感想・評価

Taka
3.0
このレビューはネタバレを含みます

老境の養蜂家スピロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は妻と別れ、娘を結婚に送り出した後、慣例の養蜂の旅に出る。道中、ヒッチハイカーの少女を拾うが…

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皆で延々と小鳥を追うシーンを始め、いくつか…

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4.3

長回しの中で決定的で衝撃的なことはほぼ起こらないがゆっくりと人の内面の流れが確かに画面に記録されてる。このやりすぎない長回しにこそ良さが出てると思う。
人が画面に現れ消える、または突然に現れることの…

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Juzo
4.8
アンゲロプロスの中では政治色が薄くロードムービー寄りでかなり観やすかった。
3.9
これでアンゲロプロスの中では面白くない方って扱いなのすごい。最後二種類のセリフで英語だとLet me goって訳されてたけど、多分日本語だともっと分かりやすくニュアンスの違いが出てるのかなと思った。

なんかつまんなそうだから唯一みてなかった有名なアンゲロプロス作品かもしれない
レンタル本数の都合上数合わせでみた
そしたら珍しくエッチなシーンがある作品だった
あと軽薄なロック音楽が流れるのも唯一な…

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2024 10.23 鑑賞
やっぱりこの人の作品は素晴らしい!
ギリシャ語を喋れないマストロヤンニが身体の表情で演技をしている。無口な男のイメージは彼にないから、この作品のマストロヤンニ新鮮です。
3.8
アンゲロプロスにしては珍しく性を感じさせる作品。それまでマストロヤンニはフェリーニやアントニオーニの作品に出てくる伊達男のイメージだったが、枯れた演技も渋い。
アンゲロプロス長編7作目。抑圧された感情、加害衝動、その共有。
人間
3.5
このレビューはネタバレを含みます
終盤の二人が絡んでるシーンの「私を飛びたたせて」という台詞と、スピロが蜂を放して死んでしまうところでようやく女王蜂と働き蜂を表していることに気づいた。
香港
4.2

マルチェロ・マストロヤンニが終始萎びた存在として浮遊するのだけど、突如として『甘い生活』に出ていた、性的な魅力が漲っていたあの俳優の姿を垣間見せる瞬間の爆発力。

それとアンゲロプロス的な構図と撮影…

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