rik

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめのrikのレビュー・感想・評価

3.3
こっっっっわ


大好きなソフィアコッポラの作品、しかもキルスティンダンストも出るなら見ない選択肢はないと思いわくわくしながら鑑賞。

最初のthe beguiled の字体がもろソフィアだなーってヴァージンスーサイズの冒頭を思い出させる。雲ひとつない青い空とかじゃなくて、木から漏れる黄色い木漏れ日、いつも薄暗い部屋の中とかもまさにソフィアの憂いの象徴…。そして私はこれが大好き。
だけど話が進むにつれてなんか、、、嫌、、ってなってくる。映画を観てる途中にもうこの映画見たくない、見ることないだろうなって思うのは初めて。
ラストがすごく後味悪いわけでもないし、自業自得だと私も思うし、でもなんなのこの気味悪さ…。特に最後のみんな並んでじっとこっちを見てるカットの恐ろしさ…
でも劇場でたらなんかこの映画のことを考えてしまう、、


ここからは全然関係ないけど、キルスティンも年取ったなぁって思った。そりゃ当たり前のことだけど、私の中ではヴァージンスーサイズとか、チアーズの頃で止まってるから、ふくふくしてお母さん感出てきたキルスティン見て最初どれがキルスティンか一瞬迷った、、。今作の中ではエルファニングがダントツでかわいい。
それにしてもソフィアの女の子を撮るのの上手さよ、、。ろうそくの灯りのなかの美少女達。ドレスで座るところ、歌を歌うところ、、ほんと写真家になってほしいくらい。
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