久しぶりに正統派で緊張感を感じるサメ映画を観た……!!
基本ずっと主人公独りきりで、サメの恐怖に加えて孤独感もあったのでハラハラしました。
序盤サメに襲われた時の傷に応急処置を施す描写が見てられない。痛いなんてもんじゃないだろうなぁ……。
あとサメも怖いけど、珊瑚踏みつけて痛がる方がメンタルやられた…www
サメB級でよく感じる『とりあえず血糊ブシャーしとけばいいんでしょ?』ってやっつけ感は感じませんでした。
流血描写はもちろんあるけど、必要な量だなぁという印象。
その分生々しいです。
主人公にも色々家庭の事情とかバックボーンはもちろんあるんですが、基本画面に独りなので面倒な人間関係描写や茶番もナシ。
本当に彼女が生きようとする原動力に必要なスパイスとして描かれてた印象です。
というか、ギャグとしか思えないサメ映画を見過ぎたのか……正統派に怖いサメをめちゃくちゃ久しぶりに観られてそっちの感動の方が大きいかもしれないw
岸が辛うじて見える位置での孤立なので、人が通り掛かった時の希望から助けて貰えなかった時の絶望の振り幅がデカいです。
ギリギリ手の届かない希望というか……。
そしてサーフィンに限りませんが、生死を彷徨う程の酷い目に遭っても大体皆その趣味を止めないの、凄い……。
硬派なサメ映画が見たい方にはオススメです!!
あと、ずっと主人公の傍にいる手負いのカモメちゃんが可愛い(ノ´∀`*)