しめじゃん

ロスト・バケーションのしめじゃんのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.6

現代アップデート版ジョーズとでも言ったところか。医者の卵の女性サーファーとありえないくらい人肉大好きな巨大サメの攻防を描いた90分と短めシチュエーションスリラー×モンスターパニック。

主人公はサメに襲われて命かながらよじ登った激狭小島で、限られたアイテムを最大限使って干潮のタイムリミットの中サメと戦います。

この"限られたアイテム"の使い方がそれなりに上手い…ってか出来過ぎていて正直予定調和感バリバリ。

そこを敢えて制作側のテンションにノッてあげて楽しめれば楽しめるかと。

それとこれもまた予定調和…なんだけど(笑)
サメって確かにたまに人を襲うことはある。けど、それはあくまで大好物のアザラシと間違えて噛んじゃうだけらしいんだよね。そもそも人肉なんて大っ嫌い。そんなゲテモノ料理本来絶対に食べたくない。

それが本作じゃどうか。とにかくまあ人間大好き。人を見たらガブ。見たらガブ。まあすごい。やり過ぎ。

いや…まあこのサメは特別…って考えて本作を楽しみましょう。時間も短いしサクッと海嫌いになりたい人にオススメ。以上
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