まっつん

ロスト・バケーションのまっつんのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.5
ライアンレイノルズaka俺ちゃんの嫁が水着でサメに襲われる映画です。サマームービーとして非常にちょうど良い感じの作品では無いでしょうか笑。90分足らずの上映時間で、ホットな水着美女とギランギランのサメがしっぽり戯れる様は我々にとって炎天下のビールと同じように夏には欠かせない醍醐味でございます。

サメ映画はもう無数に作られていて、今作は結構真面目に作られてる方のサメ映画であることは一目で分かりますね笑。テレ東あたりでやっている、ふざけまくりサメ映画もそれはそれで大変楽しいですし、大好きですが笑。

まずアイテムとか設定がよく活きた映画だと思いました。主人公が医大生であるということで、リアルなサバイバルの様が生々しく描けておりますし、その他のアイテムたちも序盤でさりげなく提示されておいて後々効いてくるという非常にスマートな使い方だと思います。さらにこの主人公が非常にアグレッシブに問題を解決するタイプで、やはりサバイバルという部分に映画の主眼が置かれているのかなと思いました。

その上で設定やシチュエーションだけに頼らず、プラスαでキャラクターの掘り下げをキチンと行っている部分が非常に好感が持てました。作品を通してみると主人公が母親の死を乗り越える物語になっていると。

まぁクライマックスとか若干無理がある展開だとも思いましたが、おおむね楽しめる映画になっているんじゃないかなと思います。夏に見るのがオススメっす!!