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ロスト・バケーションのkonoesakutaのレビュー・感想・評価

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)
3.8

水中も水上も撮影がお上手。美しい情景だけでも得した気分。あとブレイクライヴリーさんがおキレイ。

でもそんな素敵な景色を楽しむだけの映画ではないのよね。サメ様が襲ってくる。

本作はそのような美しい情景の中における過酷なサメとの知能戦が描かれる。あまりにも何もない中、「これだけアイテムがなければお話が進みようがないじゃん」と思って観ていたらニヤリとさせられる。あの手この手あるじゃん!面白い。そして余計な説明がなくていい。

あと、この手の映画は痛そうじゃないと。本作は本当に痛そう。

当たり前だけどサメ迫力ある。

主人公よりもカゴメさんの方が心配になる場面が多いという不思議な側面も持つ映画でもあった。