半兵衛

谷ナオミ しびれるの半兵衛のレビュー・感想・評価

谷ナオミ しびれる(1978年製作の映画)
2.7
いつもは縛られていたぶられる和服のヒロインを演じているイメージの谷ナオミが普通の女の子(トラウマ持ち)を活発に演じているのを見れるだけでお得感がある、そして和服だとあまり出ないスタイルのよさが前面に出てきて新鮮。

幼少の頃に受けた出来事が原因で男性を愛せない板前の女性のドラマを取り上げていたので少し期待を持てたのに、後半の同業者である山本昌平との対決からメロドラマへの流れが変でがっくりする。でもそこから終盤の突然の告白からラストへの流れがあまりにも唐突すぎて唖然、前半のホームドラマがそんな斜め上の結末になるとは予想しなかった…。

後半メインの登場人物を強引にロケーションしているホテルへ集約させる展開にびっくり、でもそこまでしても主役以外の他の人間関係は雑に処理されているので何でここまで引っ張ってきたという気分に。
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