海外ではいろんな賞にノミネートしまくりなのに、日本では幸か不幸かNETFLIXスルーという。
どんよりした空気と相反するような広大な土地の風景のアンマッチが好き(ロストバケーションの危機的状況なのに映像綺麗的な)。いや、映画とは動く絵であるわけたから、絶望的な時ほどこそ圧倒的な映像が必要なのか…。
日本も最近地方都市の腐ってる感出してくる映画が増えてきて、なんかどんどん窮屈になってきてるなぁと思っているけれども、この映画もそんなような閉塞感があって、だからこそ最後の銃撃戦とかそれこそ広大な自然の映像とかにそれを打ち破る人間の野生感が出ていて染み渡った。
hell or high waterという原題について意味を知らなかったのでググってみたら「何がなんでも」という意味だそうで、人間の人間たる所以の最後のしがみつき具合が表されてる気がする。
ビジュアルの好み 7
展開セリフの好み 7
音音楽の好み 7
編集特殊効果の好み 7
演技演出の好み 7
