ようやく鑑賞。
朝鮮語で聞き、日本語字幕を読んでいたためだと思うが、あるいは物語の展開を追わないといけなかったからか、なかなか詩をじっくりと堪能できなかった。おそらく詩を際立たせるために他の構成をシンプルにしていて、詩に入り込めないと単調に感じてしまう。もう一度観たら詩に入り込めるかな。
尹東柱という人物に対する漠然とした関心でこの作品を見たけれど、余計にわからなくなった。彼は何を考えていたのか、どういう人物なのか。ただ、獄死という言葉がまったく似合わない、という印象は確かだ。
歴史的背景として当時の日本による朝鮮半島の植民地支配において、中国、満州がどう関わっているのか、私の理解が浅いので、勉強しなければとも思った。
チェ・ヒソは変わらず素敵だった。