画を描くことが大好きな主人公が転校することになった学校は、規律を第一とし規則と校則と校長をはじめとした教師たちの厳しい監視によって生徒たちをがんじがらめに縛りあげる恐ろしい学校だった
初日から早速目をつめられた主人公は、行き過ぎた校則にノーを突き付けるために復讐をはじめる…というお話
基本的には「大人の敷いたレール」には乗らないぜと反旗を翻すタイプの作品なのですが、この手の作品を面白いと思えるかどうかの基準は、どれだけ突飛で面白い反抗を企てるかもそうなのですが、やはり主人公がいいヤツかどうかも大きな判断基準になると思っています
決して不貞腐れず犯罪も犯さず、目をつけられる原因も教師からの一方的なものでなくてはいけないでしょう、ある程度素直で完全なる被害者であることこそが大事だと思いますし、この作品の主人公とふたりの仲間はすごくすごい愛らしく可愛らしかったので、私はこの作品が大好きです
