このレビューはネタバレを含みます
いい映画です。題材が母娘の関係なので私にはもしかしたら根本のところではわかってないところがあるのかもしれませんが、それを差っ引いても情緒あふれる佳作だと思います。
5組の母と娘の関係を描く群像劇ですが、一番よかったのはこれまで母だと信じていた女性が実は祖母で、仲の良かった姉が実は母だったというセンセーショナルな話。クリスティーナ・リッチが複雑な娘の心をうまく演じていました。この人最近では久しぶりにまともな役をもらったんじゃないですかね。
ところでこの映画で気になったのは多くの重要なシーンで母と娘がコミュニケーションを取るツールとしてやたらFaceTimeによるシーンだ多かったこと。アメリカでは普通のことのような気もするし、何かのタイアップのような感じもあったが本当はどうなんだろう?