けんぱじ

TAP THE LAST SHOWのけんぱじのレビュー・感想・評価

TAP THE LAST SHOW(2017年製作の映画)
4.7
期待して、楽しみにしてた作品。
豊さんが長年あたためていたと聞いて、期待しないわけがない。
そして、期待以上に魅せてくれました。
豊さんが踊ってくれるのか!?…との期待もありましたが…
タップダンスステージ本番までのドキュメンタリーのようなストーリー、そして本番のステージへと…プラス、豊さんの迫力ある演技。
長年の仲間であるボス岸部一徳。
いつも2人のそばにいる六平直政。
経営困難な劇場TOPSのラストステージを実現させるために紆余曲折奮闘する。
若きタップダンサー達も本物志向で演出をする豊さん扮する渡真二郎により乱されたり、団結したりを繰り返し、また個々のプライベートな問題にも直面し、開演危機の不安のもとステージ本番へと向っていく。

これまで、劇場TOPSに所縁の業者さんたち、ダンサー、ダンサーの家族、それぞれの協力でラストステージが実現となった。
それまでの思いをぶつけるダンサーやスタッフがハプニングがあろうともカバーして必死で踊る。演出していく。
それを見てるだけで涙が溢れてくる。
サプライズもあって、素晴らしいラストステージが進んでいく。
クライマックスの迫力あるタップダンス。
そして、蛙の子は親蛙を超えた。

本当に期待以上で、あらためて水谷豊という俳優が好きになりました。
けんぱじ

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