TAP THE LAST SHOWの作品情報・感想・評価

TAP THE LAST SHOW2017年製作の映画)

上映日:2017年06月17日

製作国:

上映時間:133分

3.4

あらすじ

―――舞台の向こう側にある輝く感動を超えた世界。自分のタップダンスなら、観客をもそこに連れて行くことが出来ると思っていた。危険と隣合わせの高所でのタップ。自分も観客も最高潮の瞬間に、その男・渡真二郎(水谷豊)は舞台の床に叩きつけられた。…光の向こうの素晴らしい世界を垣間見て。それから十数年…足を引きずり、酒におぼれた渡は、天才という名をほしいままにした栄光のダンサーとはかけ離れた生活を送っていた…

―――舞台の向こう側にある輝く感動を超えた世界。自分のタップダンスなら、観客をもそこに連れて行くことが出来ると思っていた。危険と隣合わせの高所でのタップ。自分も観客も最高潮の瞬間に、その男・渡真二郎(水谷豊)は舞台の床に叩きつけられた。…光の向こうの素晴らしい世界を垣間見て。それから十数年…足を引きずり、酒におぼれた渡は、天才という名をほしいままにした栄光のダンサーとはかけ離れた生活を送っていた。そんな渡のもとへ、旧知の劇場支配人・毛利から「最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけられる。最高の舞台で劇場を閉めたいという毛利を前に、渋々引き受ける渡。そんな彼の前に、それぞれが事情を抱えた若手ダンサーたちが集まって来る。いつしか、自分が垣間見た世界を、若きダンサーたちに託そうと決意する渡。彼の中の止まった時間が、再び動き出す。

「TAP THE LAST SHOW」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

タップダンスという素材は良し。
問題はどう料理するか。

監督・主演が水谷豊である必要があったのか?
違っていれば、もっと素晴らしい作品になっていたのではないか…と思うくらい、物語がとにかく陳腐。
ストーリーが丸ごと蛇足、タップダンスのシーン以外は薄っぺらい仕上がりだった。

ジャケットにある、ラストダンス24分は最大の売りといったところなんだろう。
しかしここですら不満は残る。
ダンスシーンの最中に、ちょいちょい観客を映しているのが邪魔くさい。
ダンスシーンに集中してほしいと心から思った。
ダンスの演出も全てが良かったとは言えない。
演出がダサくて、タップダンスである意味がないシーンもあった。

タップダンスはシンプルであるべきだ。
素晴らしいタップダンサーを使っているのだから、余計な演出はいらない。
ダンスの最中に踊ってもいない輩でカメラをぶった切るなんて論外。
ダンスシーンのスコアは4.0といったところ。
ストーリー、その他演出は0点です。
トモ

トモの感想・評価

4.0
最初は退屈だな〜と少し思ったけど
徐々に盛り上がっていって
最後のタップダンスシーンは
鳥肌が立つほど素敵だった。
あのシーン観れただけで
映画館に行った価値があった。
振り返るシーン俺的にはいらない
あとラストシーンは客席映さなくても良かったんじゃない
やよい

やよいの感想・評価

2.5
水谷豊の「俺、カッコいいでしょ」感が半端なく滲み出てました。
オジサンの考えだからか「カッコいい」が古臭くて観てるこちらが恥ずかしくなり、ながら観に決定(¯―¯٥)

なんならラストのタップショーだけで十分。←お金がなかった設定なのに、かなり豪華なショーでした(笑)
アリタリア航空はまじで映画の選択肢少なすぎ…

相棒すきなのでまあまあおもしろかった。
わをん

わをんの感想・評価

4.2
(1年前の鑑賞記録)
本当にタップダンスがかっこよい!!瞬きするの忘れてドライアイが凄かった。水谷豊の迫力すごいめっちゃかっこいい。頭の片隅で自分がタップダンスやってるの妄想しながらみてた。最高よ
ふゆ

ふゆの感想・評価

3.9
渋くてかっこいい。
すきだな、こういう映画
ラストのステージは圧巻。この舞台を本当に観に行きたいとおもった。比喩じゃなく、リアルな意味で命を懸けてこの舞台を作り上げたひとたちの姿にプロってこういうことだって見せつけられた気がする。ステージを見つめる北乃きいが本当にだいすきなひとを見つめる目をしていてもらい泣き。

渡と毛利の握手「夢見るのはこれからだ」「おおきにな」でまた涙がこぼれた。相棒メンバー勢ぞろいで、相棒ファンにはたまらないという利点もあるし、水谷豊の髭イケてるし、映画館で観なかったことを心底後悔してしまう。
らら子

らら子の感想・評価

3.0
タップダンスを題材にしたスポ根映画(って言っていいと思います)。
ストーリーは王道で、『コーラスライン』に通じるものはあるものの、ダンス好きには堪らない作品です。
熱いっていいなぁ~って思わされます。

公演中の事故で再起不能になり落ちぶれた伝説の天才タップダンサー役に水谷豊が。彼はこの作品の監督もされたんですね~。初監督作品なのだとか。
廃れたショー舞台劇場が閉鎖されて、最後のショーの演出に駆り出され、若手を育てるというお話です。
やはり見物は後半のラストショー。群舞とかピッタリ合うとタップダンスはすごく格好いいんですよねぇ~。
オーディションに合格し出演するダンサーにもプライヴェートではいろいろあって・・・と先にも書きましたがコーラスラインと被ってはいるものの、プロを目指しがんばる姿には応援したくなります。

スポ根映画(に分類しちゃいましたが)は観終わった後、清々しい気持ちにさせてくれるところが最高ですね^^
 有名なジーン・ケリーの「Singing in the rain」を見てもわかるように、タップダンスを踊る人は大抵笑顔である。タップダンスは脚だけでなく体幹の筋肉を激しく使う、ハードな動作である。練習のときは笑顔どころではないだろうが、本番では笑顔で踊る。それはタップダンスの楽しさを伝えたいという目的もあるかもしれないが、実は笑って踊ったほうが体が楽だから、自然に笑いが出るのだ。
 例えば綱引きをするときには、多くの人が歯を食いしばり、声を出す。それはそうしたほうがより力が出るからだ。体と脳は、体の動きは脳に支配されているが、脳は体からしか情報を得られないという相関関係にある。体を使って脳に語りかけることによって、脳は自分の体の状態を推定する。試したことのある人は滅多にいないと思うが、ホラー映画を見るときに、笑顔で見たら怖さが半減する。

 本作はタップダンスの映画だから、タップのシーンがふんだんに登場する。人が踊っているのを見ているだけで、自分が踊っている訳ではないのに、なぜか心が踊り、感動する。それはタップが刻むリズムによって、踊っている人の体の情報が、あたかも自分の体の情報でもあるかのように脳が錯覚するからだ。タップダンスの楽しさの神髄はそこにある。踊っている人も楽しい、見ている人も楽しい、それがタップダンスだ。
 ラストのタップダンスの連続は圧巻で、脳のメカニズムでこちらも高揚してくる。映画ではダンサーの何人かにスポットを当てて、それぞれが舞台で踊るに至る経緯のシーンを盛り込んである。彼らにとってはもしかしたら最初で最後、一生に一度の晴れ舞台かもしれない。見ているこちらは、あたかも結婚式の披露宴で、花嫁の友人が歌を歌ったり、花婿の友人たちがダンスを披露したりするのを見ているような感動を覚え、自然に涙が流れてくる。

 あれだけのタップを踊れる俳優は、そうはいない。当然ダンサー陣は無名に近い人ばかりになるが、若い俳優がそれなりに一生懸命頑張っているところは好感が持てる。流石にテレ朝が制作に加わっただけあって、六角精児や小野了、岸部一徳など、相棒メンバーが出ていたのはご愛敬である。
 水谷豊は「少年H」の演技もとてもよかったが、今回はさらによかった。スーツの着こなしが素晴らしく、歳を取っても情熱を失わないダンディな中年がよく似合う。
これは、私は好きだと思った。
ストリートはよくある王道で特別な展開もないがそれがTAPを見せてくれている。
TAPへの情熱と愛情を感じた。
最近の映画にはない感覚で懐かしい気持ちと新しさを感じた。
TAPだけに注がれる時間がストレートで清々しい。
誰が何と言おうと水谷豊は自信作だろう。
賛否はあると思うが、これだけ自分の撮りたいものが撮れること、素敵だ。
そして水谷豊はお洒落な人だと思った。

何度も見ようとは思わないが、忘れることはないだろう。
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