TAMA CINEMA FORUMにて
「孤独」ではなく「孤高」であること。
考えたこともなかったテーマ性で新鮮であった。悪事に手を染めれば簡単には抜けられないし、生きていくことだって1人じゃ無理。まさに獣の道を歩んだ若者たちの物語。伊藤沙莉は文句なしの怪演で、次世代を担う若手の女優さんであることを再認識。可愛い、怖い、でも否めない独特な持ち味が最高。追い討ちをかけるかのようなハスキーボイス、たまらん。須賀健太は不良やらせてもカッコいい、吉村界人はまんま狂ったように演技をするのがぴったり。アントニー、違和感無いよ俳優向いてる。篠原篤くんや冨手さんとかちょこちょこ出ていてちゃんとキャスティングしているなと感じた。ラストシーンが特に好き、「孤高」ってこういうことか〜と答えを見つけられた気がした。
