ブレードランナー 2049のkaseiのネタバレレビュー・内容・結末

映像の美しさと、サイバーパンクの世界は見ていてとてもワクワクする。音楽も世界観を作り、ディストピアながらどこか憧れを持ってしまうような魅力がある。

前作の続編となる立ち位置だか、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」のテーマへのリスペクトは弱いような気がした。
その立ち位置は前作で完成されていたから今作はあえて、そこには踏み込まなかったのか？

ブレードランナーを見る上で、
人間と区別ができない（しかも今回は生殖能力を有していることが判明した）レプリカントは、一体何がちがうのか。
そして、命の尊厳とは。
このあたりはもっともっと掘り下げてほしかった。例え前作と同じ問いかけであっても。