ブレードランナー 2049のネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 20492017年製作の映画)

Blade Runner 2049

上映日:2017年10月27日

製作国:

上映時間:163分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「ブレードランナー 2049」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ブレードランナーシリーズで初めて観たのがこれでした。「何者でもない」というとんでもなく悲しい結末、本当に好きです。人間は、特に映画を見るような人間は何か特別な主人公のようなものに憧れを抱きがちですが、そんなものは無いと突き放される主人公を見るのは初めてでした。生まれつきの血筋など、無条件に特別視され大切にされたいという甘えを指摘されたような気分です。アイデンティティを何と定義するか、何を寄る辺にして生きていくか、ちょっと考えさせられました。
前作のオマージュシーンがめちゃくちゃある。それを探すだけでも楽しかった。
個人的に忘れている箇所もあったから、もう一回観直したい。

ひとつだけ。
「みんな誰でもそう(特別で)ありたいと思うの」って言われるシーンがあるんだけど、いや、さすがに、特別に記憶を与えられた彼と、その他大勢とを、「みんな」と一括りにするのは無理があるやろ、と思った。
自分が人だと思っていたレプリカント?が最初のブレードランナー。今回は自分をレプリカントだと思っていた人間?レプリカントから生まれたレプリカントを巡るお話。

体を持たない愛するAIを他の誰かと同期させて行為をすることがいつか当たり前の技術になるのかな。死んだ人が映像で蘇ることも。

レイチェルの過去の映像が出てきた場面は初回作をふわっとしか見ていなくても心踊りました。ただその後ほんの一瞬登場したレイチェルの作り物は悲しかった。彼の顔に触れて瞳の色の違いを言われ背を向けられた瞬間処分されるように自分を作り出した組織に殺されてしまう。きっと記憶は移植されて彼女が持つデッカードを思う心は彼女にとっては本物ですよね。記憶を本物だと確信しデッカードを父と思ったジョーにもそれを感じました。精巧に作った偽物は精巧だからこそほんの小さな違いが愕然とする大きさになるのだろうな。

「大義のための死は何よりも人間らしい」や「誰でも自分は特別だと思いたがる」など少し怖かったり、印象に残る言葉が多くありました。「何も知らないのは懸命な方法だ」も。

攻殻機動隊に自分に妻と娘がいる記憶を植え付けられた人の回があったけれどその絶望感を思い出します。死んでしまった人との映像と一緒で記憶の中では隣に居て笑い合っているのに、次の瞬間一生手に触れられないし会うことも出来ないなんてその記憶があるからこそ苦し過ぎる。でもその記憶が自分の中では本物だからこそデッカードを守れたと感じた雪の中のジョーは本当に幸せだったのじゃないかな。

他のものは見ていないのですが1番最初のブレードランナーを見ていて良かったです。原作もいつか読んでみたいな( ´◡` )
2017/11/11 TOHOシネマズ新宿 Sc.9 DOLBY ATMOS, TCX
ジョイとKのセックスは2017年最高のセックス!
こやデミー賞2017 ベストセックス賞

寝ましたが前作よりも好きだったので、こちらもいつか再挑戦したい…
劇場で鑑賞したが、音が最高に気持ちよい。映像も最高にかっこいい。
特にあのカジノのステージ前でのデッカードとKの格闘シーンは本当に惚れ惚れした。

途中から話が急激に入り組んでついていってついていくのが大変になると同時に、尿意の格闘も本番を迎え、なかなか大変な終盤だった。
#2時間超える映画あるある

結局あのKとJoiが調べた双子説というのは、デッカードたちが2022年の大停電に乗じて仕組んだ偽の情報で、その男の方として選ばれたのがKだった。
そのKがその謎を追うミッションを追ってしまったのもまた偶然の運命のいたずら?
そんなに都合よく偶然がありますかね。
それともKが秘密を見つけ出すのもまた狙い通りだったのか?デッカードそんなに賢くないだろ。ハン・ソロだぞ。

ってことはやっぱり本当はKとあの博士が双子で、どちらもデッカードとレイチェルの子どもだったんじゃないの。

なんかどんでん返し方があまりに残酷で、ひどいよ。
前作を観ないで行ったのは無謀でした。

高画質の悪夢を観てるような感じ。観てて結構つらかったけど、この映画は人生であと三回は観ないといけないような気がする。
前作ではレプリカントってなんだか得体が知れない存在にしか捉えられなかったけど、今回はKに完全に感情移入しちゃった。車から命がけで救出した後に、デッカードからWho am I to you?って言われた時どんな気持ちだったんだろう…って考えるととても切ない。

ロボットが感情を得ることなんてあり得ないと思ってたけど、もしレプリカントみたいに記憶の植え付けができるなら確かにそれは可能だよね。とても納得のいくあり得そうな理論。

でも、それが実現しちゃうと、ますますアイデンティティが希薄になっていく気がしてならない。データさえ残っていれば複製可能、しかも本人は複製されたのに気づかずに本人かのように振る舞う。大切な人を失くさずにすむって聞こえはいいけど、実際はどうなんだろう…

ストーリー以外だと、映像が綺麗でよかった。砂漠化した街とか、博士のもつ機械が作り出した森とか、どこか闇を感じるシティ(東京?前ほどアジア感押し出してなかった)とか、非現実的な世界を描いているからこそ、そこに力入れてくれるのは嬉しい。こんなに世界が荒廃しても雪はちゃんと降ってくれるんだね。

まとまらないけど、とにかく気に入った!レプリカント対人間編も楽しみだなぁ
特別な生まれかと思ったけどそうでもなかったみたいなプロット最近流行ってんのか知らないけど、現代的だなあと思う

バーチャル彼女が可愛すぎてストーリーへの集中力がそがれるおそれあり
・「嘘でも何でもいいじゃないか、ジョイさんさえ居れば」
こんなことを思いつつ映画を観てた。

・ブレードランナーの続編を作るという難題を
頑張ってクリアしてる。
とはいえ、上記のような邪な思いに囚われたのは
脚本が弱く、演出の方向性のため
観てるこちらも霞み掛かった気持ちになったからだと思う。

・先が見通せない世界を表したにせよ
話自体は結構具体的なわけで、これなら物憂げな雰囲気を
ここまで強調することはなかったと思う。

・種をつなぐ、揺らぐ現実、人間性とは、
と、色々面白そうなテーマが出てくるけど
もう一つ大きな流れに結実しなかった感じ。

・揺らぐ現実ということでは
ジョイさんの同期ラブシーンが良かった。
実のところ、これが一番印象に残ってる。

・翌朝、イラッとした感じで売春婦を追い出すジョイさん
こちらのハートを掴みまくり。

・「人間、旧型・新型レプリカント、データの違いだけじゃない?」とかっぱするジョイさん。
「K、しっかりしてくれよ」という気分になる。
もうジョイさん主役で映画を観たい。

・広告のジョイさんは別人、というところで
Kのやるせなさと、こちらの気持ちがシンクロする。
ほんと、ラヴはジョイさんを殺したことで大悪党になった。

・新型レプリカントの誕生シーン。
肉々しい感じが、もろフランシス・ベーコン。

・愛してるが故に距離を置く、という
デッカードの姿勢にはグッときた。
ハードボイルドの感覚があったね。

・ハリソン・フォード、歩きはヨレヨレなのに
パンチを繰り出すところは力強さがあって
不思議に歳を感じさせない。

・ラスト、あれでいいのかな?という気がする。
娘とバレかねないし、あの場所から出られないんだから。
AR彼女の技術がすごいなって思った。
こっちのAR彼女までセックス求めてくるのに悲しくなった。

ディストピアの雰囲気は最高に良かった、さすが本家
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