ソウ

ブレードランナー 2049のソウのネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

この感情は本物なのか。
この記憶は本物なのか。
自分は何者なのか。
人間とレプリカントの差異とは、魂はそこに存在するのか。
Kの自分探しの旅の末にだした解答が…
ライアン・ゴズリングの表情には出さないけど切実さが伝わる演技が凄い。

レプリカントの人権を認めると、自分たちの地位を失うのではないか。復讐されるのではないか。という恐怖から隠蔽を目論む人間は、インディアンを排除し、黒人を奴隷(道具)として扱ってきたというアメリカの黒い歴史そのもの

キリスト誕生の物語とブレードランナーはリンクしているって聞いて、なるほどな〜って思った。神話とか宗教とか勉強しないとな

オールドフューチャー!サイバーパンク!
酸性雨!ミスト!スチーム!灰と砂の惑星となってしまった荒廃した地球の映像が良すぎる。
リドリースコット並びにスタンリーキューブリックを彷彿とさせるような厚み
音楽の重厚感もより世界観の強度を上げてる
ソウ

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