ヴィルヌーヴ攻めてるな〜というのが第1印象。完全にブレードランナーの世界観を自分の独特で重厚なものにしている。
もちろん、前作のタッチを継承しながらも、砂漠やら荒野やら雪迄降らして、完全に自分流に仕上げてる所は流石だわ。もちろん前作のファンを裏切らないポイントも抑えつつ。。。
SF作品の金字塔とか言われているが、元々決してエンタメ作品じゃないし、もっと精神的な「愛と魂」の物語。「スターウォーズ」的なド派手ものを想像している人には期待ハズレなのは間違いないし、本国での興行的な失敗もいた仕方ないと思う。
本家リドリーは完全に別のレプリカント(マイケルファスベンダー)に入れ込んでるし、敬愛するヴィルヌーヴの選択は大正解だと思った。
町山さんの解説聞きたくてIMAX3Dは諦めたけど、もう一回観に行きたいわ。だって、アナデアルナス嬢が飛び出てくるんでしょ!!
不思議と162分が長く感じなかった力作!是非劇場で!