よしき

ブレードランナー 2049のよしきのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.4
「チクショォォォーーー!」

監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
製作総指揮リドリー・スコット
頭がカタイ私には、さぞ向かない映画だろうなと思った今作。
いやいや待て待て、面白いじゃないか。
前作と比べてだいぶ分かりやすい。すっと物語が頭に入ってきて助かりました。

劇伴がツボすぎて、3時間ぶっ通しでニヤニヤ。今作はヨハン・ヨハンソンではなくハンス・ジマー。どちらも大好きです。

一度は味わって見たいこの世界観。でも一度味わったら狂気にとらわれそうな、一種のクスリのような世界。全てのシーンが絵になる作品で、ため息が漏れる。

ゴズ兄の演技も圧巻。表情だけであれだけ感情を表現させられちゃ、もう鳥肌もん。彼に孤高の男を演じさせたら、右に出るものはいないのでは…。
シルヴィア・フークス演じるラブもすごい印象に残った。私を蹴ってください。笑

結局、「2つで充分ですよ!」の謎が明かされなかったことだけが不満。
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