『スター・ウォーズ』と並び、SF映画の金字塔として崇め奉られている作品。その続編を作ること自体に大きなリスクを伴うわけだが、その壮大なチャレンジは最高の結果をもたらした。
興行収入では大苦戦しているみたいだが、この完成度は驚異と言わざるを得ない。
こういった挑戦が、映画というコンテンツを若く、強くさせる。
前作でもそうであったが、ビジュアルのカッコよさが群を抜いている。おそらく21世紀のSF映画でNo.1！
ハンス・ジマーの音楽も最早名人の域。
ライアン・ゴズリングの能面顔がレプリカントの役柄と見事にマッチ。
ハリソン・フォードの終始疲れ切った中年悲壮感も味がある。
そして、現役世界一の映画監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ、この人は一生駄作を撮らないのではないかと期待させてくれる安定感。
これほどハイペースで傑作を撮りまくる監督は映画の歴史をみても稀有。
ドゥ兄！一生ついて行きます！！
