シャーモン

ブレードランナー 2049のシャーモンのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.3
踊らない・歌わない・ピアノ弾かない・の三拍子揃ったライアン・ゴズリング主演のブレードランナー2049。ストーリーはブレードランナーとして働くKがいつもの任務中に驚くべき隠された事実に気づき、それを紐解くサスペンスが中心となって映画が進む。前作で監督だったリドリー・スコットは製作総指揮に回り、監督は「宇宙船の形がばかうけ」で話題になった、「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。メッセージ以前の作品は見ていないが、メッセージが個人的に凄く面白かったので、「上映時間が長い」という下馬評を気にしつつ、見に行ったけど、今作も凄く良かった。前作の映像世界観が最新の技術によってアップデートされ、よりきらびやかで美しいものになってたし、前作同様妙に日本語の出番が多い笑。ストーリーやテーマ性といった所は個人的には前作より面白く、楽しめた。前作のあらすじだけでも理解して見に行けばとても楽しめる作品だと思うので、ぜひ大きくて綺麗なスクリーンで鑑賞することをおすすめします。サスペンスの答え合わせ的なところでは、劇中では明確なアンサーを出してないので鑑賞者同士で議論が白熱しそうだし、見た人とあーだこーだ話したい映画でした。
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