このレビューはネタバレを含みます
どこを切り取ってもスタイリッシュ!で美しい映画だった。
前作も静かな感じだったけど、その雰囲気を受け継ぎつつ、排他的な街の雰囲気もそのまま、でも、小綺麗になった印象も受ける。
生を生み出したレプリカントがいて、それを聖母的にカリスマ視する違法レプリカントと、自身もレプリカントでありながらブレードランナーを、務める主人公の話。
どことなく生きがいを見失ってる(ジョイの存在が生きがいのようではあるが、それも途中で薄れていく)ような主人公が、
自分自身が聖母から生まれた特別な存在ではないか、真相を知るべく捜査を進めるが、結局はただのレプリカントの一人と知って絶望する。
ジョイが超可愛い。
娼婦のレプリカントと映像を重ねて愛し合うシーンなんかは、アイディアとして斬新だった。