合わなかった。
原作や前作が楽しめたのでウキウキしながら視聴したが「退屈」の一言。
美術背景はとても良かったのだが全体的に説明不足の上、ダラダラと進み無駄に引き伸ばす割にストーリー展開は中身が薄い。そもそもレプリカントをなぜ人間に寄せ、出血や痛みなどデメリット部分まで寄せたのかという説明も薄い。原作のフィリップ・K・ディックの文章の方がまだ分かりやすい。必要以上に引き伸ばし過ぎてマニアか考察が好きな人じゃないと絶賛できない内容。アクション自体も薄く、全体的に陰鬱で静かな演出なので観ていて2回寝落ちした。大したどんでん返しもないしカタルシスを感じられず何を愉しめばいいのか観ていて辛かった。レプリカント達の設定も曖昧なのも気になる。細かい設定を回収せずぶん投げて視聴者に考察を丸投げさせるのは勘弁して欲しい。この内容なら2時間で収められた。
