彼方

ブレードランナー 2049の彼方のネタバレレビュー・内容・結末

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

観ていて心が躍ったか聞かれると肯定出来ない。正直眠たくなる時もあった。ただ、前作と共通しているのは観終わった後の余韻と様々な回想をさせてくれる所。これも映画の良さだなぁと。

自分がレイチェルの子どもでないことを知った時のKのシーン。レプリカントの悲哀、孤独が一気に押し寄せてくる。

退廃的な舞台。静けさ。空白余白を活かしたカット割り。そして何よりライアン・ゴズリングの憂いを帯びた演技。全てがまさしく"芸術"だった。特にデッカードがいる地に降り立ち歩きだす時のバックカット、ラストの雪のシーン。綺麗だったぁ…
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