すいみー

ブレードランナー 2049のすいみーのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.0
父に勧められてみたけど、うーん、終始ぼんやりと長かった印象が一番強い。
前作の音声がそのまま引用されていたり、日本語や韓国語、中国語など凡ゆる言語が聴覚的にも視覚的にも散りばめられている。雨の降っているネオン街も前作と同様。労働力として開発された人造人間、レプリカントは、2049年、開発が進み、より人間的な感情が現れている。レプリカントによる出産は不可能だと言われていたけど、果たして可能なのか?愛情はあるのか?Arrivalと同じ監督と後から知って、なるほど、人間の根底にある課題を観る人に投げかけている、と思った。

ライアン・ゴズリングの暴力シーンは、映画Driveを連想させた。本物の木を使っている!と珍しそうに木馬を見るお店の人は、千と千尋の、焼いたヤモリを欲しがる湯屋の人達のシーンを思い出した。笑