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ワンダーストラックのnonのレビュー・感想・評価

ワンダーストラック(2017年製作の映画)
3.8
アマプラのおすすめにあってポスターがなんとなく可愛いかったので鑑賞。原作・脚本が「ヒューゴの不思議な発明」のブライアン・セルズニック氏。「エデンより彼方に」「キャロル」のトッド・ヘインズ監督作品。時代を繋ぐハートフルストーリー。主軸となるローズとベンの2人が聴覚障害の設定。ローズ役のミリセント・シモンズとベン役のオークス・フェグリーの2人の子役がとても自然でよかった。特にミリセント・シモンズの感情表現は素晴らしかった。ジュリアン・ムーアは女優の母と大人になったローズの二役を演じていたが安定の安心感だったし、ベンの母エレイン役のミシェル・ウィリアムズも素敵だったし存在感があった。そして、ローズの兄ウォルター役がゴッサムの二グマ役のコーリー・マイケル・スミス氏で思わず歓喜。ローズの不遇な環境を救った兄ウォルター素敵なお兄ちゃんだった。ファンタジーぽくありながら、全くファンタジー要素がなくて、でも、つらい現実の中に暖かい光が灯るようなそんな作品だった。ただ気になったのは、母のエレインは何故ベンに亡くなった父親のことを話さなかったのかということ。何故?
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